FX 負けた 理由

FXで負ける人の共通点


FXで負けた理由は皆さんほぼ同じ、それは動かなくても良いときにエントリーしてしまう自滅行動です。
FXで負ける人の共通点は、結局テクニカル分析などからの明確な勝てる根拠がないにもかかわらず、上がりそう下がりそうという自分の感覚だけでエントリーしてそれが間違っているにもかかわらずいつまでも損切出来ずにマイナスのポジションを持ち続けるという正に自滅への道まっしぐらの行動をしています。
勝てる根拠が出来るまでは何もせずに待つ、勝てる根拠のあるエントリーのみを狙う。
今までの知識量が変わっていなくても、こんな単純なことを守っているだけで負けなくなります。
その他にもFXで負ける人の共通点を挙げると。
明確な目標設定ができていない  → 何のためにFXをしているのかが曖昧で、行動がブレやすい。
必要な知識が不足している  → テクニカル分析や資金管理の基本を理解せずに取引してしまう。
感覚だけで売買する  → 「なんとなく上がりそう」でエントリーし、根拠がない。
他人の意見に流される  → アナリストやSNSの情報に振り回され、自分の判断ができない。
損切りができない  → 含み損を抱えたまま「戻るはず」と希望的観測に頼る。
ポジションを塩漬けにする  → 含み損を放置し、資金が拘束される。
「コツコツドカン」型  → 小さな利益を積み重ねるが、一度の大損で全てを失う。
強制ロスカットを経験している  → 資金管理が甘く、証拠金維持率を軽視している。
常にポジションを持っていたい  → トレードしないと不安になり、無理なエントリーをしてしまう。
計画性のないナンピン  → 負けを取り返そうと、根拠なくポジションを増やす。
一発逆転を狙う  → 連敗後にロットを大きくして、さらに損失を拡大。
利益を伸ばせない  → 少しの含み益で利確してしまい、トータルで勝てない。
一喜一憂しすぎる  → 感情に振り回され、冷静な判断ができない。
これらは「行動経済学」や「プロスペクト理論」にも通じる心理的な傾向で、損失を避けたい気持ちが強すぎると、逆に損を拡大させてしまうというパターンに陥りがちです。


損失を“学び”に変える思考法


俺東大行きてーからちょっと勉強してみっか。
と何日か勉強したところで東大へ入れるレベルの学力が身に付くはずはありません。
当たり前ですが、それまでに何の積み重ねもしていない人間が何かを得られるようになれるわけがないんです。
私は、中学生の家庭教師をした経験がありますが、出来ない子に限って ”知ってます” ”分かってます” と言います。
私の学生時代はどうかと言えば、テストではほとんど90点以上でしたが、常に自分には分かっていないところがたくさんあると思っていました。
常に自分の知っているのは世の中のほんの一部に過ぎない、自分は何にも知らない無知な存在だ、だから知りたい、知識を得たい、もっと多くの事を学びたい、という欲求が強かったです。
今でもそうです。
この、何も分かっていないのにもかかわらず、上辺だけ聞いてつまりそういうことでしょと自分勝手に決めつけて、分かっているというものの考え方をする方は、それまでの人生で何に対しても一生懸命に頑張った事がない人でしょう。
勉強でもスポーツでもあるいは芸術活動でも、若い頃に目いっぱい頑張った、もうこれ以上できない位限界までやったという経験のある方は、その後の人生において、困難な場面、苦しい事に遭遇しても、かつての限界まで苦しい事をやって乗り越えたという経験が心の支えとなって、”あのときだって俺はやれたじゃないか” という記憶が自分を励まして乗り越えていけるものです。
対して、何も頑張った事のない怠け者の人生を送ってきた人間は、いざ大したこともない困難に直面しただけで、諦めたり、逃げ出したりします。

私に助けを求めてきたにもかかわらず、勝てるようになれない方たちは、例外なく自分勝手な考えで物事を決めつけ、学ぶ姿勢がありませんでした。
今では、結果を見る以前に送ってくるメールの文面を見るだけでその人の人となりが分かるようになりましたので、勝てるようになれる人とそうでない人は最初のやり取りでほぼ分かります。
そういった方たちに、必要なことは何かということを気付いてもらう為に勉強法についての項を書いています。

中には、何年ものキャリアがあるが年単位で利益が出たことが1度もないという方がいました。
その方の知人にFXで利益を上げているという方がいて、その投資法を教えてもらったのですが、同じ方法を実践しても、その方は負け続けたと仰ってました。

細かくは聞いていませんが、メールのやり取りで感じたその方のものの考え方からすれば、その方はせっかく教えてもらった勝てる投資法を上辺だけマネをして、自分勝手な理解で ”つまりはこういうことだろ” と単純に決めつけてその投資法をマスターしたと思い込んでいるだけで、真摯に学ぼうという姿勢がなかったのではないかと思っています。
一つの理論について、きちんと理解し自分のものにするには、内容をまとめて自分なりの再構成が出来るようになって、初めて自分の知識として吸収できたと言えます。
秘中の秘を希望される方の中にも、このサイトで書いてある事について学ぼうともせず、とりあえず貰っておくかというような意識で希望される方もいます。
そんな姿勢で上辺だけサラッと読んでも、本質が理解できることはありませんし、当然勝てるようにはなりません。

勝てる投資理論が本当の意味で身に付いたら、それだけで勝てるようになるはずです。
そして確実に勝てる投資家になるためには、究極の言い方をすると、自分の勝ちパターンを確立して、チャンスがくるまでじっと待ち、それ以外の無駄なエントリーをしないということに尽きると思います。

そして経験を重ねていく過程で、勝ちパターンを増やしていけば、稼げる投資家になっていけます。
さらに継続して勝し続ける投資家になるためには、身に付いた投資理論を確実に実行する為の勝てるトレードルールを作り、それを守っていくことです。

トレードルールとは、自分自身との約束です。
約束を守れないような人間は、周りからも信用されないし何をやっても上手くいくはずがありません。

今まで私が出会ってきた、知識経験があるにもかかわらず勝てない人たちの多くは、この約束を守れない人でした。
勝てない原因は、その約束を守らないという自分勝手なものの考え方、その性格にあるんです。
今まで勝てていなかった方が勝てる投資家になるためには、まず約束を守れるような人間になってください。
考え方一つ変えることで、見えてくる世界が変わり、そこから全てが変わっていきます。