• 初動を捉えるFX取引トレード法
  • 勝てる投資家になれる人


    ここまで読んできた人なら、私の投資に関しての考え方は理解できていると思います。
    また初めて訪問して一気にここまで読んできた人は別にして、何度か訪問している人はその後の行動により勝てる投資家になれる人かそうでない人かわかります。

    最後に勝てる投資家になれる人の行動を書きますので、勉強法についての項を読んでいても勝てるようになっていない人は、自分の何が悪かったのかよく考えてから答えをみてください。

    いつまでたっても勝てる投資家になれない人は、ただ読み流すだけでせっかく出会えた有益な情報を、自分の考えや感覚と合わないからという口実で検証することもなく却下して、自分の中に取り込もうとしない ”怠け者” です。
    他人の考えに耳を傾け自分のやり方が正しかったのかを常に検証して修整していくことは負担が大きく大変なことです。
    しかし、そういう向上心のない ”怠け者” は決して勝てるようにはなりません。
    ラッキーパンチが当たるのは、それまでに積み重ねてきた練習の成果が結果として出たのであって、それまでに何も積み重ねてこなかった人間に、1発逆転なんて幸運は絶対にやってこないんです。
    そして、勝てる投資家になれない人に共通するのは、自分勝手な思い込みで全てを決めつけてしまうその性格です。
    ここから上がるに違いない。
    せいぜい下げるのもここまでだろう。
    この辺でもう限界だろう。
    要するにこういうことだろう。
    何の根拠もなく(あるいは自分勝手な論理的でない根拠で)全て自分勝手な思い込みで、決めつけて行動します。

    成績のいい人に共通するのは、自分は間違っているかもしれないと常に意識して、間違っていた場合の次の行動について用意しています。
    失敗に気付いてからどうしようかと右往左往するのが、勝てる投資家になれない人です。

    歴史上で勝者になっている人は自信満々に部下に指示を出していても、頭の中では間違った場合に即行動を起こすための2番手3番手の策は、用意して事にあたっています。
    ですから何度失敗しても決定的な敗北をこうむらずに、最後に盛り返して勝者となれるのです。

    いい例が何度も窮地に陥りながらも有能な部下に支えられ、最後に天下を取った劉邦と連戦連勝で一時大王となりながらも、たった一度の負けで軍勢を崩壊させた項羽でしょう。
    四面楚歌の故事はまさに項羽の思い込みです。

    負け組となる自分が見たいと思う現実にしか目を向けない人々は、失敗しても自分が間違った場合の策など用意はしていませんし自己反省する前に言い訳を考えています。
    あなたの周りにもいませんか?
    反省や謝罪の言葉の前に、常に言い訳と自己弁護の言葉が先に出て失敗の原因をまったく考えないような人が。


    勝てる投資家になれる人の行動


    勝てる投資家になれる人は、”無知の知”を知り学ぼうという姿勢のある人です。
    初心者で勝てる投資家になるために学びたいという思いで秘中の秘を希望してくる方は、私の言葉の意味をよく考えて自分に吸収しようという姿勢が見えます。
    こういう方はどんどん勝てる投資家になるための考え方が分かっていくので、勝てる投資家になれます。

    秘中の秘を希望される方の中には、経験、知識がありながら勝てないでいる方も多くいます。
    そういう方たちは勉強不足というよりも、その人の性格に勝てない原因がある方が多いです。

    そういう方も勝てる投資家になろうと私の言葉に耳を傾け自分の欠点を改善していこうという気持ちになれれば、勝てる投資家になれます。
    ところがその方の欠点を指摘すると、その後返信すらしてこなくなる方も多いです。

    そういう自分の耳に痛いことを言われて離れていくような方々は、勝てる投資家にはなれないでしょう。
    この世に完璧な人間などいません。
    どんな人間にも必ず欠点はあるし失敗します。

    不幸なことはそれを指摘して間違っている部分に気付かせてくれる人が居るにもかかわらず、そういう人の指摘に対して聞く耳を待たないために徐々に愛想を尽かされて去っていかれ、間違いを指摘する人がいなくなり自分の間違いを修正することが出来ない人です。
    これはまさに項羽の最後の姿です。

    それでは勝てる投資家になれる人の行動についてですが、私の勉強法についての項で書いてある読書法を取り入れて実践している方です。
    2回目以降に訪問したときは、このサイトの要点をメモしながらじっくり読んでますか?

    そしてメモを整理して内容をまとめ、自分に吸収取り込められるようにノートを作っていますか?
    サラッと読んだだけで、内容を理解したなどと思い込んでいませんか?

    例えどんなに頭に入ってきやすいいい内容の文章であったとしても、所詮は他人の言葉ですから、一度読んだだけですんなり頭に入って内容を吸収出来るような人は、ほとんどいないと思います。
    言葉が頭に入っていたとしても、そんなものは単なる受け売りで自分の知識とは言えません。

    一つの理論についてきちんと理解し自分のものにするには、内容をまとめて自分なりの再構成が出来るようになって初めて自分の知識として吸収できたと言えるんです。
    もしあなたがそんな事など必要ないほど優秀な方ではないのなら、自分の学ぼうという姿勢を自己反省してください。