fxで成功した私が見ている情報

私が見ている情報


私はFXのみの専業トレーダーという訳ではないので、実際のトレード中は沢山の情報を見ながら動いています。
私の投資歴は、最初は19歳のころ株取引から始め、その後商品先物や日経225先物、日経225オプションなどのデリバティブ取引をやりだして、そしてFX取引を始めました。
そもそもFXを始めたのも、ドル円相場が日経225先物と連動性が高いので監視していたのですが、むしろドル円相場の方が値動きが分かりやすいので取りやすいなと感じたからでした。

もちろん常にすべてをトレードしているわけではありません。
私の投資スタイルは、チャンスが来なければ何もしないというものなので、その時に一番稼げるチャンスが来たもののみを取り引きしています。

例えば、ドル円と日経225先物は連動性が高いので、同時にチャンスがある時は同時にエントリーしますし、そうでない時はどちらか一方のみエントリーします。
ですから株式市場が開いている時は、中国市場中心のアジア株式市場や米国市場のダウ先物、10年物国債先物の時間外なども見ているので非常に忙しいです。

FXに関しては主にドル円(たまにユーロ円)を取引しています。
私の分速トレード順張りの逆張りは、チャートに表れる大衆心理を読んでエントリーする手法なので、マーケット参加者が多いメジャー市場において一番確実に機能します。
FXですとドル円ユーロ円のメジャー市場が良くて、市場規模が小さくなればなるほど大口の思惑に左右されやすくなります。
例えば、株式市場の場合ですと時価総額の少ない株は仕手筋に株価操縦され易いですが、トヨタの様な時価総額の大きい株はそうはいきません。
株式市場では取引額の大きい225先物が一番やりやすいです。

私の分速トレード順張りの逆張り張り手法は、市場参加者の多いメジャーなものであれば全ての市場に対応できる万能手法だと考えています。

FXのみをトレード対象としている方は、当然様々な情報が価格形成に影響しますが、よく分からない分野の情報をあれもこれもと見ていても混乱してくると思いますので、その中でもドル円相場と非常に相関性の高いのが、日経225先物とアメリカ10年物国債先物です。
225先物が上昇すると瞬時にドル円も上昇とか、上昇しているのにドル円が動かない場合は遅れてドル円が上昇し出すかまたは225先物の方がイレギュラーな動きで元に戻るという関係性が見られます。
ドル円とアメリカ10年物国債先物はほぼ値動きが一致しています。
各国通貨間の資金移動は、金利の低い通貨から金利の高い通貨へ移動するのが基本だからです。
当然資金が移動した先の通貨が、買われて高くなります。
ですから私がFX取引中にメインに見ている情報は、スポットニュースの他は日経225先物とアメリカ10年物国債先物のリアルタイムチャートです。


ここからは、2015.03.29に追加して書いていますが、ここしばらくは日経225先物とドル円相場の連動性が薄れてきています。
特に121円を超えてくるとそうなるように見えます。
それまでは円安イコール株高の単純な相関関係だったのですが、このあたりの円安が日本経済に与える好悪の分岐点の様に感じています。
これに気付いたのが、先日最高値を抜いて122円を付けた時でした。
本来でしたら株がどんどん買われる条件なのに、逆に売られて安くなっていったのです。
これはこれ以上の円安は日本経済にとってマイナスと考える投資家が、多くなっているということを示唆しているように思えます。

つまりは、これ以上の円安が日本経済にとってマイナスであるならば、円安が進行してしまうこれ以上の追加緩和を日銀はしない(出来ない)であろうと推測できます。


ここからは、2016.02.04に追加して書いています。
今年に入ってからは、原油相場のマーケットにおける影響力が強くなっています。
原油が下がれば、NYダウも下がり、ドルも売られ、その影響で欧州株も下がり、日本株も下がるという関連が出来ています。
理由は原油の値下がりが国家財政に直撃する産油国が、原油の値下がりによる収入減を補うためにそれまで買っていた金融資産を売却する動きに出ているのと、それを利用してしてショート戦略で荒稼ぎしようと目論むヘッジファンドの売り崩しによるものです。
マーケットにおける影響力のある要因は、その時々により変わってきます。
変化に対応できないと、この世界では生き残っていけません。

ですから、今現在の私が見ている情報は、通常にプラスして、WTI原油先物のリアルタイムチャートです。