FX負け組は大衆心理を理解しろ


大衆心理を理解しろ


サイト管理人FXマスターです。
今まで、小難しいテクニカル分析理論をサルまねして、教科書通り動かない実際のマーケットにイライラして、「何だよこんなのインチキじゃねーかよ」とそれまで頼っていたテクニカル分析理論に文句を言ったりした事はありませんか?
そういったテクニカル分析理論というのは、ある一定の条件の時に有効に使えるというものなので、万能という訳ではありません。
実際に相場の流れを作るのは、その時市場に参加している人間の心理、いわゆる大衆心理であり、人間の欲、楽観、不安、恐怖が方向性を決めます。
これまで負け組だった方は、マーケットの本質に目を向けて下さい。
物事の本質を見抜けない人間は、必ず負け組になります。
例えば、自分が相場が動いている方向と逆のポジションを持っていると思ってみてください。
そうすればなぜ急落した後にリバウンドと呼ばれる戻りがあるのかは、逆になぜ急落が起こるのかを考えれば分かります。
あなたが買いのポジションを持っていた時に、どんどん価格が下がれば損失が膨らんでいくでしょう。
そうすると、これは危ないと損失を食い止めるために買いポジションを手じまいに動くでしょう。
この負の連鎖が、投げが投げを呼ぶ展開になり急落を産むのです。
その過程で買いポジションを持っている人が投げ切ると、今度は売る人間が少なくなり少しの買いで急上昇するということです。
そういう考えが出来れば、逆にじりじり下げるときはなかなか止まらずにいつまでも下げ続けるのかも分かってくると思います。
値動きを追うだけではなく、その値動きを見て大衆心理がどう変わるのかを考えるようにすると、同じチャートを見ていても見えてくる世界が違ってきます。
一番分かりやすいのが、マイナスのポジションを持っている人の心理を考える事なんです。
そういった思考で相場を見ていると、場の空気が変わったなと流れの変化にも早く気づけるようになっていけます。