様々なパクリ
まず、リアリティのある雰囲気、企業などがからむ構成などがパトレイバーのパクリです。また電力で動く、というロボットもパトレイバーからで、色々と影響がある作品。ただロボットがリボルバーやポンプアクション銃を使うなど、パトレイバー以前から自分も持っていたアイデアも多いですが。
メイン登場人物が強化人間で、洗脳されて8年ほど閉鎖施設にいた、という点は漫画『スプリガン』や『AKIRA』から。組織やその運営、形態などはもう特撮、とりわけ東映の戦隊シリーズの影響。戦隊と言えば、ロボットデザインもまた、かなり意識してます。ブレストリオンに至っては着ぐるみ前提のデザインですし。
宇宙人ですが、これはネーミングもけっこうもらってますが、『特装機兵ドルバック』のイベリアンを真似ていて、移民人数が200万人なのもそのせい。
80年代のロボットアニメからかなりのネタをもらってます。
例を挙げると・・・またパトレイバーになりますが、登場人物『ブルース』のキャラは太田巡査を意識してます。
あと登場人物全般がふてぶてしいのはこれまたパトレイバーの後藤隊長に影響されたのかと自己分析。
アニメ、特撮以外にも元ネタはあります。
主人公アジオのキャラクターは、おそらくシャーロック・ホームズがモデルなのではないかと自分では思っています。とにかく奇人変人だが有能、みたいな。
そんな感じで、自分でさえどれだけパクったか知れないほど。
ひとつのキャラ、メカニックに幾十ものパクリを取り入れるのさえ常識なんです。
ここでまた例を挙げると、登場人物の『ディノワ内親王』は『アタゴオル物語』シリーズのツキミ姫が最初のモデルで、その後いろいろ加えた結果(隠し砦の三悪人の雪姫とか)、いまではツキミ姫と似ても似つかぬ存在になりました。
意外とパクってないのがガンダムとエヴァンゲリオン。
理由は簡単で、ガンダム以降エヴァンゲリオン以前から盗めばもう充分なので。
自分のネタの中にはエヴァそっくりなロボットも存在しますが、これすら風の谷のナウシカに登場する巨神兵をメカニック化しただけ、描いた当時はエヴァを知らなかったくらい情報弱者だったこともありますが本当、エヴァンゲリオンは知らなくてもソックリなものを作れるものです。
というか『ふしぎの海のナディア』を参考にするだけでお腹いっぱいになれます。
新しいところではゲーム。
FINAL FANTASYからフロントミッション、Xenogears、このへんの影響は大きいもので、登場人物が強化人間で特殊能力バトルみたいな展開なのは、そのせいかも。
とまあ、自分の作品に独創などあまりないもの。
でもパクりすぎて混じり合い、もう『元ネタ』が特定できませんので、それを以てオリジナリティという事にしておきましょう。
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