4th Night 『StarFall Night』の謎


 このゲーム、ファーストプレイの時から気になっていたことがあります。舞台は架空都市横浜、それはわかります。
 でも、季節の設定は何時になっているのでしょうか?
 それを解く鍵は、4th Night 『StarFall Night』にありました。星の降る夜、つまりは流星群を見ることができる夜です。
 ここで想定できるのはペルセウス座流星群、そしてしし座流星群でしょうか。
 まずはペルセウス座流星群、これは8月の半ばです。でも、これはないでしょう。確かに、ノースリーブのチャイナドレスや、背中に『R』と書いてなければグ○ゼYGにしか見えないTシャツを着た連中もいます。しかし大半の連中は、皮ジャン等で武装厚着をしていたりします。お盆近くのクソ暑い中で、そんな格好をしているのは、気合が入りまくっているかアホかのどちらかです。まあここは多数派をとって、肌寒い季節だとしましょう。
 すると、残るのはしし座流星群、つまり11月の半ば過ぎです。でもそれは、正解なのでしょうか。他のシーンから検証してみましょう。

 まずは9th Nightの箱根、Windyに高橋のオヤッさんを訪ねてみます。すると「場所を変えよう」などと言われて、二人でロープウェイに乗って移動します。こんな夜中にロープウェイが営業しているのかなどという、細かいツッコミは無しです。
 とりあえず、駒ヶ岳の山頂あたりと思われる場所に到着し、オヤッさんの話を聞くことになります。ここで耳を澄ませてみましょう。バックに流れる虫の声が聞こえるはずです。

 箱根で11月半ばに、そんなもの聞くことはできません。虫達は既に死んでます。

 次に少々場面を遡ってYGPインタールード、つまり藤沢先輩と、唯一サシで勝負できるシーンです。いつか、 こんな日が来ると思ってた。などというポエムはさておき、藤沢先輩に呼び出されて、赤碕は明るくなり始めたBayLagoon埠頭にやってまいります。時間は午前4時59分、「朝日が昇るまでだ。走るぜ」の言葉と共に、TAIMAN-BATTLEの開始です。VS難馬さんの時とはうって変った明るいBay Lagoon埠頭を、RSと並んで疾走します。
 ここで断言しておきましょう。

 11月半ば過ぎのこの時間、横浜は真っ暗です。

 さて、訳がわからなくなってきました。StarFall Nightとは、やはり8月のペルセウス座流星群なのでしょうか? 実はあの走り屋連中、暑いさなかに皮ジャンを着込むアホ気合の入った男達なのでしょうか?
 しかし、ここで忘れてはならないことがあります。そう、10th Nightの『Pain Of Destiny』です。

 大雪山の山頂だって、8月半ばにあんな積雪はありません。

 結局、これはいつ頃の物語なのでしょうか?

推論
1:あくまでも『架空』都市横浜だから、なんら矛盾はない。

 第三京浜のと同じ推論ですいません(平謝)。


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